塩の歴史について

塩は一般的な調味料のひとつですが、昔の日本は塩資源に恵まれた国ではありませんでした。そこで、こちらでは日本の塩の歴史についてご紹介したいと思います。

日本の塩資源

「日本は塩資源に恵まれていなかった」と聞くと、疑問に思う方は多いのではないでしょうか。日本は海に囲まれているので塩資源に恵まれていそうですが、実は湿度が高く雨が多いことから、昔は時間の掛かる塩田を利用した塩が作れなかったのです。海外では自然海塩、岩塩や湖塩が取れたり、乾燥地帯では天日塩を作ったりすることができました。昔の日本では、「採かん工程」により濃い海水を作り、その次に「せんごう工程」によって、濃い海水を煮詰めて塩を作っていました。この方法は今でも使われています。

浜を利用した塩作り

奈良時代になると浜を利用して塩が作られるようになり、時代が進み安土桃山時代では「揚げ浜式塩田」、「入浜系の塩浜」という方法が生まれました。地域によって方法は違いますが、せんごう工程が進化した形になります。その後は、効率を良くするために工夫された「入浜式塩田」が多く使われるようになりました。 昭和30年頃まで続きましたが、「流下式・枝条架塩田法」に変化していきます。「流下式・枝条架塩田法」とは、ゆるい傾斜を付けた流下盤に海水を流し、ゆっくりと流れている間に太陽の熱で水分を飛ばし、枝条架で更に海水を蒸発させて塩を作る方法です。

イオン交換膜法

それからイオン交換膜法で塩化ナトリウムが作られるようになり、塩業近代化臨時措置法が制定され、イオン交換膜法でしか塩が作れなくなったのです。しかし、1997年には塩業近代化臨時措置法が廃止され、2002年には塩の製造、販売が自由に行えるようになりました。普段何気なく使用している塩にも長い歴史があるのです。

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